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  02 ,2006

徒然叢

つれづれと記される雑記ばかりのブログ。たま~に執筆していたりします。

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そんな20代学生

 こんばんは、何がなにやら意味不明な小椋叢葦です。
 現在かなり酔ってます。
 原因は就活の疲れから一人で一升瓶空けたことにあると思います。
 いや、若さって無謀だね。
 そんな20代。

 現在酔っているのでまともなことが書ける気がしません。
 書いたところでR指定、または18禁となりかねないです。
 ……別に病んでません。いや、病んでるかも。

 hyahho~~~!!

 壊れてみました。
 元からですかそうですか。
 壊れているので本日の誤字脱字の申請は認めません。

 そういえば最近就活に勤しんでるわけですが、どうにもこうにもスーツ姿の女性に惹かれます。
 スキーウェアの女性よりもぐっと来ます。
 たぶんスーツフェチなのかもしれません。
 別にいいです。
 
 あ~、酔ってるからこの記事あとで読んだら死にたくなるかも。
 その際は消去されるのでお気をつけて。
 いや、どうせ大した意味も無い文章ですが。

 おやすみなさい。
 明日があなたにとって最悪の日でありませんように。

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何かの陰謀

 前世はコアラです

 本日は前世占い。しかもオーストラリアと限定されました。
 ……オーストラリアにしかいねぇや。
 前世の幸せ度68%らしいですよ。
 今現在は10%台を彷徨っている気がしますが。
 幸せってどこかに売ってないですかね。
 地球のみんな、オラに幸せを分けてくれ!! 

 本日給料日でした。
 待ちに待った給料日でした。
 でも……手元に残ったお金は給料日とは思えません。
 何かの陰謀でしょうか? 
 理由はわかっているんですが……お金って貯まらないどころか手元にすら残らないのね。
 別に泣いてません。ただ塩辛い水が溢れてくるだけです。
 しかし今週の金曜日は待ちに待った納車日。
 それがあればこの少ないお金でも生きていけるさ。
 いけるよね? 
 
 まぁゲーム買うから金ないんだけどさ!! 

 今月4本ですか……どうせやってる時間なんてないのにね。
 後悔はしません。
 この間買ったクラナドすらろくにプレイできてませんよ。
 ただことみの声が違和感バリバリなだけですよ。
 あとは許容範囲内。
 あ~、春原がもっと太い声かと思ったけど、慣れてくればアレもありだな。
 そしてなにより智代がストライクイメージどおり。
 くそ~、時間が欲しい。

 時は金なりとはよく言ったものです。
 けれど金も時も無い人間はどうしたらいいのでしょうか。
 ……がんばれオレ。
 

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ここまでくればたいしたもんすよ

 のび太並のダメ人間です

 本日はダメ人限度チェック
 チェックと書いてありますが、質問項目は生年月日だけなんで占いってことでひとつ。
 にしてものび太っすか。まぁダメ人間の象徴みたいなやつですよね。
 占いによれば完璧なダメ人間とのこと。
 ……思い当たる節がありすぎてなんとも返せない。
 別に悲しくなんて無いよ? 
 
 今週の金曜日に納車なんで、いい加減ヘルメット買ってきました。
 あとグローブ。
 某有名バイク用品の量販店に行ってフルフェイスのメットを一つ。
 黒にしようかとも思ったのですが、結局シルバーのやつにしました。
 お値段グローブ込みで三万円。値切りました。
 そんな貧乏人な叢葦。
 別に強く生きていくきもしないです。

 何でそいつに決めたかといえば、
決め手はインスピレーションと着け心地で決めました。
 って普通じゃん。
 まぁこれで楽しみながらひな祭りを待ちます。
 
 にしても明日も就活か……神も仏もいねぇのな。

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謝罪

 忙しいので更新中止。
 明日も同じ感じになるかも。
 ごめんなさい。
 

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焦りすぎなのか、それともただの馬鹿なのか

 使える楽器はハープです。

 嘘ゴメン、使えない。使えるのはギターくらいかな。
 最近触ってませんけど。あとは小学校のときに使うようなやつだけ。
 今日は楽器占い。結果がハープだったんですよ。
 まぁなんて叢葦に似合わない楽器。
 吟遊詩人とかナヨナヨしたやつが持ってそう。
 偏見ですかそうですか。
 別に謝らないもんね。

 とまぁムカつくガキを演じてみたわけですが……演じてるよ。演技だよ演出だよ。
 つーか今日はマジで多忙なんで、この辺で。
 エントリーシート書くのに8回失敗したのは内緒だよ。
 …………オレ、ホントに大丈夫なんかね? 
 あ~、買って来たクラナドやりたいです。

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プロ意識

 みなさんこんばんは、藤井冬弥です。

 誰だって? LeafのWhiteAlbumというゲームの主人公です。
 初代浮気大王です。ちなみに二代目は鳴海孝之(君が望む永遠)。
 というわけで本日はエロゲー主人公占い
 ちなみにこのWhiteAlbumというゲーム、叢葦はかなり好きです。
 冬という雰囲気、恋人との距離などをいい感じに表現できてますんで。
 つーか浮気モノのクセにいいやつなんで、なんか許しちゃうんですよ。
 ……別に自分の結果がそうだからって援護してるわけじゃない。 
 信じてっ!! 

 本日は説明会後にアズマを引きつれ秋葉原へ。
 しかも二人揃ってスーツで。
 MSの正装は『黒いスーツとサングラス、ワイシャツの下にはネコアルクTシャツ』が基本なので。
 なぜMSは正装なのかといえば、本日のメインは友人の定期演奏会だからです。それまで時間があったのと、回収しなければいけないものがあったのでやってきたのですよ。
 アズマもその友人の定期演奏会に一緒に行くので、それならそれまで遊ぼうぜってことでこうなったわけです。
 ここをお間違いないように。
 別に念を押すようなことじゃないけど。
 適当にぶらぶらみたり、クラナド回収してきたり、購入予定のものを予約してきたり、バイクゲームが欲しくなって親権に悩んでみたり……まぁいろいろです。
 途中で昼飯なんだかよくわからない時間に飯を食ったりもしましたが、主にこれといってないです。
 あるとすればアズマの幸が薄い話。
叢葦「アズマって幸薄いよな」
アズマ「うるせぇよ」
叢葦「つーことで掛け軸に『幸』と薄い墨汁で一筆書け。そして飾れ」
 とかいうわけのわからんトークしてました。
 薄く書くなら『金』でも『存在』でも『女運』いいですが。
 ちなみにオレの場合は『職』ですかね……なんか色々と負けた気がする。
 そんな二人です。

 5時半くらいに秋葉原を出て友人の演奏会会場へ向かうMS二人。
 電車の中でもバカトークを繰り広げて周りから顰蹙買うのも当然です。
 で、会場に入ると一気に違和感炸裂。
 だってスーツ姿って俺達二人だけなんだもん……。
 しかも会場内では正装なだけにサングラスだし。
 周りから冷たい視線を二人締めですよ。
 ……羞恥心とは無縁でしたね。だってそういうプr――なんでもないです。
 
 演奏会の内容ですが……まさに圧巻。
 さすが普段からものすごい量の練習をしてるだけはあります。
 知ってる曲なら楽しんで聞けて、知らない曲でも引き込まれてしまう。
 普段芸術とは程遠い生活を送っているので、これ以上ない刺激でしたね。
 一番気に入ってるのは最後の曲(プログラムに書いてないから曲名わかんないです。無学でごめんなさい)。
 最後の一個前の曲は叢葦の友人が編曲したらしく、素晴らしいものが出来上がってました。
 でもこの曲の編集、インフルエンザの中でやったのだとか。
 う~ん、プロじゃないけどプロ意識ってやつなのかなぁ。
 なんだか感心するばかりです。
 こういうのはオレも見習うべきですね。就活理由に更新頻度減りますから。
 いや、実際忙しいんですけどね。
 にしても素晴らしい演奏でした。
 彼は今年卒業なので、よほどのことが無い限りこういう場に行かないとは思いますが、思い立ったときにでも行ってみようかな。

 とりあえず今日はこの辺で。
 帰ってきたらエントリーシートが増えてました。
 助けてドラ○もん。
 

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自分のことは自分が一番知らん

 暗黒騎士の小椋叢葦です

 でもあんこくは使えません。使いたいけどさ。
 今日はFF11ジョブ占い。現在リアルでジョブ探し中ですけど。
 にしても暗黒騎士ですか。暗黒ですか。そんなに黒いですか。
 そこっ、頷くな!! 
 しかしこの診断結果の説明文がすげー暗黒っぽくないんですけど。
 古風と斬新さ、礼儀正しく積極的。
  ……どちらかといえばパラディンじゃね? 
 暗黒騎士ってくらいだからもっと根暗っぽいやつ想像したんですけど。
 ネガティブオーラ全開みたいなさ。
 暗黒騎士といえばFF4ですが、セシルは暗黒騎士のままがよかったです。
 あんこく強かったし。
 ただそれだけです。別に深い意味は無いです。
 
 宣伝:昨日相方の蒼月録の最新話が掲載されました。よければご覧ください。叢葦の文章より面白いです。

 さて、今日は説明会はなし。休日って素晴らしい――と思いきやバイト。
 人生そんなもんです。
 なにごともうまくはいかないのです。
 せっかく時間が空いたのでエントリーシートを書き綴る。
 ………………
 …………
 ……
 オレ、普段文章書いてるよね? 
 でもなぜか埋まらないエントリーシート。
 課題の作文やら小論文はサクサク終わったんだけど、自己分析ってやつがまるっきりダメ。
 一時間で終わった項目が一個。
 どうしようもねぇな。
 自分のことは自分が一番よくわからないと思います。
 そんな風に過ぎ去る一日。

 オレ、生きてるよね? 

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神の見えざる手についてもう一度考えてみようじゃないか

 
 皆さんこんばんは、リュークです

 本日はデスノート占い。なんか実写化されるみたいですね。
 個人的に縁の地が舞台だそうですので、ちょっと見てみたい気はしますね。
 
 まぁ二部に入ってから読んでないわけですが

 叢葦は単行本で読んでるんですが、9巻見た時点で
「あぁ、オレの知ってるデスノートは終わったな」
 と見切りをつけ読まなくなってしまいました。
 今本誌が面白いのかどうかもしりません。
 叢葦の定期購読はマガジンとサンデーなんで。
 そんな集英社担当。
 いや、でも結構読んでいなくても担当ってやつはできますよ。
 現在叢葦は集英社の少年系、講談社、秋田書店のコミックス担当ですが、実際に読んでるのなんてマガジンくらい。
 講談社全部扱ってても、マガジンだけしか読んでない。ヤンマガやアフタヌーンは全く読んでおりません。まぁコミックスはいくつか持ってますが。
 ほとんどの場合、出版社から送られてくる情報とか、ネットでの評判、何より独断と偏見で平台を構成してますから。
 ※『平台』とは表紙を見せるようにして置く台のことです。本棚の下に置いてあるやつですね。ちなみに『面だし』だと本棚の中で表紙を見せるようにして置くことを指します。
 
 書店トークをしだすとキリがないので、ちょっと話を変えて就活へ。
 本日説明会の帰りに証明写真とやらを撮ってきました。
 書類等を提出することが多くなってきたので、いい加減まともな写真を撮らねばと写真屋へ。
 値段を見る。
 
  ( ゚д゚)

 (つд⊂)ゴシゴシ

 (;゚д゚)たけぇ……
 
 ……10枚3900円。
 え~っと、何? ケンカ売ってんの? 
 なんでこんなに高いんですか? 
 イメージでは10枚1500円くらいだと思ってたんですけど、実際はその倍以上。焼き増しでも一枚350円。
 だってインスタントの証明写真4枚700円よ。一枚辺り200円しないのよ。
 写真屋はその倍ですか……たしかに画質もいいし、焼き増し利くから便利なんですけどね。
 にしても高いなぁと。
 価値観がおかしいんですかね? あんまり写真屋で現像してもらわないので相場がわからんのですよ。
 そもそも今普通の写真ならデジカメあるし。
 まぁ就活の費用だと思って諦めますけど。
 ………………
 …………
 ……
 あ~、やっぱたけぇ。

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かっ飛ばせ



 VT250EF使い、小椋叢葦です。

 本日はバイク占い。やっぱバイク買ったばっかだしね。
 にしてもやっぱVTシリーズですか……何か運命を感じますね。
 ちなみに叢葦の辞書に無い言葉は『不可能』だそうで。
 なにやらかっこいい……まぁオレの人柄を表してるからな。
 ……冷たい目はやめてっ!! 
 どうでもいいけど排気量がオレの背の小ささを……別に泣いてないよ? 
 
 最近更新が多いですが、決して就職活動から逃げているわけではないのです。
 いきなりいいわけ臭く始まったな……。
 一応エントリーシートかいてますよ。
 ホント一応程度ですけど……あぁ、やることを多すぎて。
 でもやる気は追いつかない。
 どっかでやる気って売ってないですかね? 500円までなら購入します。
 貧乏言うな。
 こういう気分のときはバイクをかっ飛ばしたいですね。
 まだバイクありませんけど。
 納車日まであと11日。正月を待つ気分で納車日を待ちます。
 
 にしても考えてみれば15日以上連続更新したのって久し振りかも。
 最近なんとか時間が作れるようになってるからね。
 ってなことを書くとまた更新止まりそうで怖いですが。
 以前も50日以上連続で更新だ~とか言ってたらその二日後くらいに更新止まりましたからね。
 それが小椋叢葦です。決して調子に乗ってるわけではないです。
 さて、どこまで連続更新が続くか見ものですね。

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生きかた


 ツンデレの小椋叢葦です。

 今回は萌えキャラ占いです。
 別に私自身がツンデレじゃないんだからね!! 勘違いしないでよ!! 
 とまぁ偽ツンデレを演出してみたりするわけです。
 叢葦はツンデレ鑑定士の資格保持者なので、ツンデレに対してはすごく厳しいです。はっきり言って上記のツンデレなんてツンデレと名乗るのも恐れ多い。ふざけんなよと。バックボーン的なものがあってこそのツンデレだろ。つーか最近ツンデ(長すぎる為以下削除)。
 どうにか平常心を取り戻せました。人間菩薩のような広い心が必要だよね。
 でも菩薩の心がどれくらい広いかをオレは知らない。
 教えてエロい人(M瀬Aズマ)。

 どうでもいいけど、これつかみとしてすごくやりやすい。
 というわけでこれからは占いしてから掴みを演出してみます。手抜き言うな。 
 まぁ興味のある人はリンク貼っとくんでどうぞ。
 メガネっ子には萌えません関係ないですかそうですか。ちなみにリアルは可。
 ……向こうから願い下げですか。
 生きていてすいません。
 でも負けない。
 
 
 バイクですがようやく手続き全て終えてきました。
 納車日は三月三日のひな祭りの予定。
 つかそれまで暇が無いんだよなぁ……なんつー多忙さ。
 でも金曜日なんで土日と時間があれば乗り回したいなぁなんて。
 昨日バイト先でそんな話をしたら
「夏休みに北海道までツーリングしてくれば? 」
 と、バイクに詳しい社員が言ってました。
 冗談ですよね~、とか笑い飛ばしてたら、これがまたマジらしい( ゚д゚)
 その人は当然のごとく行ってまして、その旅先ではいろんな人に出会うのだとか。
 学生。
 フリーター。
 会社馬鹿馬鹿しくなって辞めてきた人(ニート)。
 まぁそんな方たちが集まるらしいのです。
 その中には猛者もいるようでして、東京から原付で青森まで行った人とか、自転車で北海道まで行った人とか……言っていけばキリがないらしい。
 う~ん、人間やる気になればなんだってできるんだなぁと実感させられまくり。
 オレも時間できたら一生に一度くらいそういう旅してみたい。
 それが男の生きかた。

 とかかっこつけてみましたが、今はそれ以前の就職活動。
 頑張ってエントリーシーと書きます。
 それではまた明日。

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ユキノシタ 14話

「見てくださいよ~。浩一さ~ん」
 俺の目の前でくるくると回る少女。その名は木下雪姫。本日から洋食屋『楽々』のフロアースタッフの一員として仕事することになった。
「どうですか~? ここの制服って一見地味なんですけど、着てみるとすごく可愛いんですよ。へへぇ~」
 確かにここの制服は地味だ。ここは普通の洋食屋。どこぞやのメイド喫茶のようにヒラヒラした装飾が施されているわけもなく、普通の給仕服。通常のファミレスよりも地味な制服を想像してもらえればいいだろう。
 別にこれといってこだわりがあるわけでもない。決めたのは全部麗音なんだから。俺はただ出資しただけ。別にウエイトレスの制服がどうでも仕事に関わるわけでも無いし。
 麗音に言わせれば
「売り上げの20%は期待できるよ」
 らしいが、ホントの所はよく知らない。
 とりあえずお客さんはそこそこ入っているので、困ってはないのだが。
「う~ん、あたしが思ってたよりずっと似合うわね」

 腕を組みながら監督のように雪姫の姿を観察する麗音。
「お前何してんだ。さっさとディナーの準備しろよ。もうすぐバイトの子だってくるんだし」
「わかってるって。でもそれより雪姫ちゃんの教育のほうが先でしょ。いきなりお客さん任せるわけにもいかないんだし」
「そりゃそうだ……俺は仕込みで忙しいからさっさと連れて帰ってくれ」
「らじゃ。ほら、雪姫ちゃん、お兄ちゃんいつまでも誘惑してないでキリキリ働くわよ」
「誘惑してるんじゃないですよ。だって可愛くないですか? 」
「あ~、かわいいかわいい。さて、早速仕事しようか」
「ひ~ん、麗音さん冷たいよぉ」
「あたしは冷酷非道な女だからね。ほらほら、こっちに来て」
 首根っこをつかまれ麗音に連行される雪姫。
 ……本当に雇ってよかったんだろうか? 
 拭えぬ心配ばかりが俺の心に積もるのだった。

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相棒


 御徒町こと小椋叢葦です。

 山手線占いなるものをやってみたのですが、叢葦の結果は御徒町。
 秋葉原の横ですかそうですか。
 こんなところまでオタク一歩手前ですか。
 もう踏み込んでるとかいうな。
 ちなみに相方は大塚だそうで。
 また微妙な……リアクションとりづらいっての。あえて言うなら池袋の隣。それしかイメージありません。あと大学ある。そんくらいかなぁ。
 御徒町と大塚なんつー微妙なコンビでお送りするMSでございます。

 先ほどの記事にも書きましたが――

 ようやくバイク購入しました!!

 
納車はまだです!! 

 いや、明日もう一回バイク屋に出向かないといけないので、そん時に全て決める予定。
 結構多忙なんすよ、自分。
 ちなみに車種はホンダのVTR250の黒。
 カラーオーダーではなく、初期型の黒です。
 年式経ってるんですが、距離もそれほどでもなく状態もなかなかなんで、こいつに決めました。
 他にも色々見てまわったんですが、結局こいつ以上の相棒に出会うことはできませんでした。
 つーことで今から楽しみで仕方ない。
 あ~、早く納車日来ないかなぁ。
 就活のことなど忘れて……。
 マジでわすれてぇ。
 現実はいつも冷たいです。ツンデレです。でも僕にはデレません。可愛くないです。
 ……空って…………青いな。

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とりあえず

 時間ないんであとでちゃんと更新します。
 一応バイク決めてきました。
 以前言ってたVTRに決定。
 でも金額見るとホントビックリだよなぁ……。
 んじゃバイト行ってくるんでまたあとで。

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舞い雪

 雪が舞ってたらしいです。
 ちなみに友人からのメールで気がつきました。というかバイトで室内にいて気づかなかっただけですが。
 まぁこの寒さじゃしかたない。寒さのあまり老人が乾布摩擦に精を出してる今日この頃いかがお過ごしでしょうか。小椋叢葦です。
 昼間は寒くなかったんだけどなぁ。すっかり冬に逆戻りです。
 暖かかった日が懐かしく思えます。そう、少年時代のように。
 ……言い過ぎました。

 明日朝早いんでユキノシタはお休み。ついでにいうと明日も。明日は説明会のあと出かけて、そのあとバイトなんで。日曜には書きます。

 最近説明会が立て込んでてお酒が全然飲めません。
 いや、別にのんべぇってわけじゃないですよ。
 でも疲れているのに飲めないこの辛さ。
 叢葦はストレス解消に酒飲むと、リミッターを外しやすくなるので重要なときは飲まないほうがいいんですけどね。でも飲みたい。
 あ~、早く暇になるといいなぁ(ニート以外)。

 てなわけで明日も朝からなんで今日はこの辺で失礼。

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休業宣言

 就活の帰りに満員電車に乗ってたら、いきなり電車が揺れ、目の前のOLさんがドアに頭をぶつけ
「いたぁ」
 と痛がっていたことに萌えました。ちょっとお疲れ気味の小椋叢葦です。

 本日ユキノシタ休み。独断と偏見、そしてちょっと勉強させろやコラァってなかんじでありまして。
 別に勉強が大好きとかじゃないんですけど、いい加減SPIの勉強しないとヤバいんですよ。
 それに加えバイトも毎日のように入ってるし。多忙を極めております。

 目標であるバレンタイン小説書いたし、少しお休みをいただこうかとおもいます。でも心配しないで。ハ○ター×ハ○ターの連載再開よりは早いから。
 具体的には今月一杯。ユキノシタは書くかもしれませんが、HPでの叢葦の更新はたぶんないでしょう。
 あってもユキノシタHP後悔もとい公開verかと。ちかきょや光源氏はちょっと執筆停滞させていただきます。
 その分アズマが頑張ってくれる(事後承諾)ので、HPの更新自体はありますのでご安心ください。
 一応暇を見つけてちかきょとかも書きますが、しばらく就職活動に専念させて欲しいかなと。
 せめて一通りのことが終わるまでは……溜まったエントリーシートがオレに睨みを利かせてくるんですよ。怖いんですよ。めんどいんですよ。
 どうでもいいけどめんどいとmade inって似てるよね。ホントどうでもいいや。
 最低限溜まりに溜まったエントリーシートを片付けるまで執筆する予定はなし。逆に早くエントリーシートが終わればそれから執筆しますんで。でも暇ってバイト休みの日くらいしかないんですよね……。あぁ、一日が48時間(うち睡眠13時間)だったらいいのに。
 つかね、もう……ねむ……い。

 まぁこんなこと言っても突発的に書くかもしれませんので、叢葦の戯言は聞き流してください。
 ちょっと弱音臭いこと書いてますけど、ちょっとお疲れ気味だとおもって見逃して。優しいあなたならきっとできるはずだ。できる子だよ。
 叢葦はできない子ですが。以前はやればできる子だとおもってました。えぇ、思ってましたとも。最近やってもできない子だと認識したのです。
 
 文章がナチュラルハイになってるので今日はこの辺でアデュー。

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ユキノシタ 13話

「いいんじゃないの」
 麗音から返ってきた言葉はあっさりとしたものだった。
 雪姫を連れて戻って一番最初に課せられた使命は『麗音に雪姫をうちで雇うことに賛成を貰う』だった。
 本当は一番最初に店の仕込をするべきなのだけど、今日はそれどころじゃない。というか帰ってきたら店の前に『本日はディナーからの営業となります』と張り紙がしてあった。俺が雪姫を探しに仕込みを放り出し店を出て行ったので、麗音が気を利かせてくれたのだろう。今からランチの仕込みしたってギリギリ間に合うかどうかだし、雪姫のことを考えるとディナーからというのは妥当だろう。いつもは憎たらしい妹だが、いやはやこういう気遣いが出来るようになったのかと、兄としては嬉しい限りだ。
 帰ってきてまずは二人で麗音の前で正座をした。娘さんを貰うときのようにかなり緊張して麗音に言ったのだが、その返事は先ほどのとおり。
「おい、そんなにあっさり賛成しちゃっていいのか? 」
「反対して欲しいの? だったらいくらでも反対してあげるけど」
「そうじゃないけど……まさかこんなあっさり了承もらえるとも思わなくってな」
「お兄ちゃんが雪姫ちゃん探しに行った時点で予想済みかな。逆に連れてこなかったらうちの敷居を跨がせる気はなかったけどね」
「おいおい、ここ俺の家だから」
「だったらあたしに雪姫ちゃん雇っていいかなんて聞かなくてもいいでしょ。ここのオーナーはお兄ちゃんなんだし。雇えると思ったら雇えばいいじゃない。どうせお給料減るのはオーナーなんだから」
「ぐっ……」
 きついこと言ってくれる。しかし麗音の言うとおりだ。今もバイトが数人いるけど、彼女たちを辞めさせるわけにもいかないし、何より麗音の給料減らした日には毎日恨み節がフルコーラスで聞けること間違いなし。そんなことされたら精神的に参ってしまうだろう。
 結局俺の懐から出すのが一番いい解決方法だ。
「えっと……わたしはここで住まわしてもらうんですし、お給料はいりませんよ」
「そういうわけにもいかないって。……よし、じゃあ雪姫の給料は俺の給料からってことで」
 ま、これが一番無難な打開策だな。来月から個人的に暮らしはきつくなるけど――これも自業自得というか人助けのため。甘んじて受けようじゃないか。
「あの、本当にごめんなさいです。わたしなんかのために……」
「気にすることないって。雇うって決めたのは俺なんだしさ」
「はい、湿っぽい話は終わり! じゃあ雪姫ちゃん、さっそく部屋にいこっか」
「え、お部屋をもらえるんですか!? 」
「だって今日からここに住むんでしょ。今空いてる部屋って以前お兄ちゃんが使ってたんだけど、日当たりはいいんだよ。一通りの家具も揃ってるしね」
「いえいえ、わたしはコタツで十分ですから。荷物もその辺に置かせてもらえたら――

「変なこと言わないの。しかもそんなところで寝てたらムラムラっときたお兄ちゃんにいたずらされちゃうよ」
「しねぇよ!! 」
 俺のツッコミを無視し、女二人は店の奥へと姿を消していった。遠くに行っても騒がしい声が店内にまで響く。
「さて、俺はディナーの仕込みでもすっかな」
 ぐーっと体を伸ばし、俺はキッチンへと向かった。

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終焉


 おわったぁぁぁ!! 

 約束どおり今日中にバレンタイン小説書き上げました。たった今。
 当初の予定とはだいぶ変わりましたが、仕上がって何よりです。
 ぶっちゃけ話的にはユキノシタよりも考えてません。
 ただ言葉を連ねてコメディーに仕立ててみました。
 時間がなくて、エンディングとか当初考えていたのと全然違うし。
 あの人とあの人がそんなんだと考えてませんでしたから。
 どちらかといえばあの人とそうなると思ってましたから。
 あの人ばかり書いてわからんでしょうが、気になったら見てください。
 ほどよいコメディーが仕上がってると思います。
 
 明日こそはユキノシタ書きます。
 いや、本当よ? 有言実行よ? 
 かけなかったらごめんさない。
 というかとりあえず今日は休ませて……。

 バレンタイン? 
 あぁ、現実でもそんなイベントだったね。
 弟は彼女にくれって言ったら
「あんたこの年になってまだチョコなんか欲しいの? 」
 とほどよく人格を疑われたらしいです。
 まぁ俺なんてくれって言う相手もいませんから。
 バイトに行ってりゃまだ言えたかもしれませんが、今日は生憎休日。
 ……いいわけじゃないよ? 
 こういうときに「しかたないなぁ」とか言ってチョコくれる幼馴染が欲しいです。

 ……別に病んでないよ? 

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WORK HARD

 とりあえず説明会から帰ってきましたが、またちょっと出かけて、そのあとバイトなんで今日もユキノシタの更新できそうにありません。
 それどころかバレンタイン小説も仕上がってない始末。
 そっちはバイトから帰ってきたら夜通し頑張る予定。なんとか14日中には仕上げたい。
 あ~、マジ執筆する時間がねー。とっとと書きたいのになぁ。こういうときに限って時間ってのは残酷です。ホント駆け足なんだから。

 んじゃちょっと出かけてきます。
 明日もユキノシタは更新できるかわかりませんが、バレンタイン小説はお届けできるように頑張ります。明日も説明会だけどね……。

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そろそろ時間だよ

 本日は諸事情によりユキノシタをお休みさせていただきたく候。別に早r――うわっ!? 何する止めろ!! 
 特殊な強制力によって言論の自由を失いそうな小倉叢葦です。
 諸事情とは主にバレンタインデー小説を書かねばならないから。
 つかまだ全然出来てない。本当に間に合うのかかなり疑わしい。
 思ったより暇がなくて唖然としてます。就職活動&バイトのコンビはいい感じに死ねます。来年就職活動を向かえる方、年明けたら毎日が就職活動と思った方がいいです。説明会やらエントリーシートに追われる日々。
 周囲からは忙しいと聞いてはいましたがまさかここまでとは……侮っていたようです。
 明日も朝から説明会、帰ってきたらバイトという素晴らしいツープラトンなので、ちょっとした暇を見つけて14日中に掲載できるように頑張ります。

 さて、本日はバイトが朝からで結構速く終わったのでバイクを見てきました。
 一昨日ネットを徘徊していたら、叢葦の欲しいリストに載っていた『VTR』が近くのバイクショップあるじゃないですか。某有名バイク雑誌とかに掲載される前に確保に行かなくてはと思い、バイト後直行。
 ちなみに朝寝坊してバイト遅刻したのは内緒。しかもマジで時間がなく昔のマンガのようにパン咥えながら自転車に乗っていたのは絶対に秘密だ。というか機密だ。寝坊した理由が女子モーグル見て、寝れなくなったという自分の愚かさに乾杯。
 でバイク屋に着いたのが2時過ぎ。そこから大体1時間半以上入り浸ってました。
 バイクショップの店員に様々なことやアドバイスを聞き、車体の状態を確かめ――状態に関してはかなり良好。1オーナーで5000kmちょっと。エンジンもあんまり痛んでない様子――マジでこのVTRが欲しくなってきました。
 しかしバリオスⅡにもまだ微妙に未練があるために取り置いてもらうことに。期限が一週間なんで今週中にどうするか決める予定。水曜日にちょっと時間があるので、そのときにでもバリオスⅡ見に行ってこようかなと思っとります。まぁたぶんVTRで決定しそうですが。
 もしVTRなら納車は今月末か来月頭くらいになりそう。あ~、これでようやく念願のバイクライフが近づいてきた。
 
 てなわけでこれから執筆始めます。間に合いそうにない場合は明日ユキノシタも執筆しないで、バレンタイン小説書きます。
 本当に14日中に載るのか乞うご期待。

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ユキノシタ 12話

 その瞬間、時が止まった。俺も、歩行者も、猫も、犬も、空気も、世界も。みごとなまでにピタリと。
 本日二度目の爆弾発言。雪姫ちゃんってもしかしてトラブルメーカーなんだろうか。
「……………………」
 そもそも今俺はこの往来で何を言われたのだろうか。発言の威力がすさまじいがため、その言葉を理解できる処理能力はどうやら備わってないらしい。頭の中は完全に真っ白。確かこういわれたはずだ。『ワタシヲカッテクダサイ』。これは日本語だろうか。日本語のように聞こえただけで、もしかしたら俺の知らない言語なのかもしれない。いや、そうであってほしい。切実なまでに願う。願って願って、裏切られると知っていても。
 時が動き出す。猫が歩き、犬が吠え、歩行者が一斉にこっちを見る。その視線はまさに死線。俺の精神を残虐に蹂躙できるほどの代物。不審者じゃなく、変質者をみる眼差しが突き刺さる。いっそその視線で死ねたらどんなに楽だろうか。ナイフで直接人を殺すことは出来るが、嘘や裏切りで直接人を殺すことは出来ない。昔そんな言葉を聞いたが、同じように視線で人も殺すことは出来ないらしい。なんて嫌な現実なんだ。
「あ、ち、違います。違うんですってば~」
「へ? 」
 とっさに出たのは本当に間抜けな声だった。
「あのですね、いや、意味的にはあんまり変わらなかったりしちゃったりするんですけど……」
「言っておくが俺に幼女趣味はない。ロリでもなければペドでもない。OK? 」
「だから違うんですぅ~。そうじゃなくて、あの……『楽々』でわたしを雇ってくれませんか? 買って下さいっていうのは雇ってくださいと間違えちゃって……あんまり変わらないんですけど」
「……………………」
「あの……ダメ…………でしょうか? 」
「ダメなのは君の頭だ! 」
「ひぇぅ! そ、そんなご無体な……」
「まず日本語を正しく使え。『雇う』と『買う』には全く意味が違う。雇うっていうのはいわば契約。人扱い。対等であるということ。一方買うっていうのは売買。上下関係。いや、それどころかモノ扱い。君は人間。だからこの際は雇うが正しい。そもそも人身売買は国際条約で禁止されているんだ」
「なぜわたしはお説教されているのでしょう……」
「お黙り!! 」
「お嬢言葉!? 」
「あ~、もう。こうなったらとことん説教してやる。ほら、行くぞ」
「ど、どこへ? 」
「うちに決まってるだろ。今日から雪姫ちゃんちでもあるけどな」
 ちょっとキザかと思ったが、雪姫ちゃんはそれに引く事無く、驚きと嬉しさのブレンドされた表情でこういった。

「はい! いっぱいお説教してくださいっっ」

 ……この子はMなんだろうか。
 ちなみに周囲からの視線が痛かったのは言うまでも無いことだった。

10

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ユキノシタ 11話

「もう……大丈夫ですから」
 雪姫ちゃんは体をそっと離し、袖で涙を拭く。目の下には涙の跡が出来ているものの、表情は至って普通。それどころか元気になったようにも見受けられる。この様子ならもう大丈夫だろう。彼女に確かめたわけじゃないが、そんなことするまでもない。今度の笑みは辛さなど感じさせはしないのだから。
 そのときふと思い出す。俺はそもそも彼女をなぜ追いかけていたのかを。今に思えばあれは無理矢理に作った理由のひとつなのだが、それでも返さないといけないだろう。
「そうそう、雪姫ちゃんうちに財布置いていったろ。ほら――」
 と財布をしまったはずの後ポケットには何もない。というかあるのがパンツ。そういえば後破れてたんだっけ。
 …………ちょっとまて。いや、どこかにあるはずだ。そう思い体中を探るがどこにも見当たらない。そもそも財布が入りそうな箇所なんてズボンのポケットくらいしかない。
「どうしました? 」

「……ゴメン。財布落とした」
「え? でもさっきコーヒーおごってもらいましたよね」
「あれは俺の金。で、落としたのが……雪姫ちゃんの財布」
 沈黙。
 静寂。
 冷たい風が吹く。
 人が目の前を過ぎ去る。
「………………」
「…………き、気にしなくていいですから。あれは浩一さんにお礼として差し上げたものですし。それどころか本来ならもっと払わなきゃいけないくらいで……あの、その……」
「ゴメン、ちょっと探してくる。たぶんさっきの交差点で落としたとおもうからさ」
「そ、それじゃあわたしも行きますです。ちょっ、ちょっとぉ。置いていかないでくださ~い」
 追いかけていたときはものすごく速かったのに、なぜか俺と雪姫ちゃんとの差が段々と開いていく。すぐそこなので見失うなんてことはないだろうと思い放置することに決定した。
 公園を出て、すぐ側の交差点。先ほどのことが思い出される――もちろんズボンが破けた事件もだ――が、そんなことよりも今は財布。これを見つけないことには雪姫ちゃんにあわす顔がない。
「浩一さん。確かこの辺ですよね」
 さっそくあわしてしまった。どうしてこの子は微妙に間が悪いのだろう。
「どうかしました? 」
「ちょっとね……それよりもあった? 」
「見当たらないです。もうちょっと探して――ってありましたよ! 」
 やけに簡単に見つかったな。こういうのって頑張って探して、苦労の末ようやく見つかって友情を――ってどこの次元の話をしているんだ俺は。そんなもん小説くらい。現実ではだいたいがすぐ見つかるか、全然見つからないか。そんなにドラマチックにはいかないのが常。わかっているつもりだが、どうもしこりが残るような結末だった。
「はい、どうぞ」
 何事もなかったように雪姫ちゃんは俺に財布を渡してくる。
「いや、だってこれ君のでしょ」
「でもわたしが浩一さんにお支払いしたものです。それともやっぱり体で――」
「あ~~~~~!! 君みたいな高校生が朝っぱらからそんなこと言っちゃダメ。わかった? わかったら黙って頷く!! 」
「サー、イエッサー」
 了承してくれたが黙って頷いてはくれなかった。もしかしてスルーされたとか……。意外とツッコミには厳しいらしい。
「と、とにかく。これは雪姫ちゃんの。大事にしておきなさい」
 俺は無理矢理に彼女に財布を握らせる。不承不承にも納得してくれたらしく、そのまま財布をポケットの中にしまってくれた。
 横を通り過ぎたおじさんに怪訝な顔をされたが、これくらいなら許容範囲内だろう。別に財布渡していかがわしいことしたわけじゃないし。……でも対外的に見たらそう見えるのかも。ヤバイ。もしかして警察に連行されるとか? しかも男が背負ってはいけない十字架ランキングトップ3に入ると言う児童買春で。ぐぁっ! まずい、まずすぎる。なんていいわけ――もとい弁解したらいいのだろうか。そもそも警察は俺の証言を認めてくれるのか? 
「あの……ひとつお願いしていいですか? 」
「警察は勘弁して」
「はい? 」
「……ゴメン。被害妄想が強すぎたみたいだ。で、何? 」
 ここで聞き返さなければもう少しことは穏便に済んだかもしれない。せめて路上、しかもサラリーマンとかの通勤時間でなければあそこまで嫌な思いをすることもなかっただろう。
 意を決してなのか大声で雪姫ちゃんはこう叫んだ。

「わ、わたしを買って下さい!! 」

……to be continued

09

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ユキノシタ 10話

 とりあえずズボンの破れ――しかも破れていたのはど直球で尻のところだった――をジャンパーを腰に巻くことで隠した。少々……かなり寒いが恥に比べればマシだろう。チャーミングにトランクス出しながら歩いてたら国家権力に強制連行されかねない。女子高生らしき少女も一緒にいるのだ。言い逃れは出来ないだろう。
 互いの気持ちを落ち着けるため、ひとまず目の前にある公園のベンチへと腰を下ろした。普段なら老人が走っていたりするのを目に出来るのだが、さすがに雪の降った次の日。そんな酔狂な老人はいなかった。
 ちょっと待っててと雪姫ちゃんに一言かけて、俺は自動販売機へと向かう。この寒さの中ずっと歩き続けていたのだ。さぞかし体も冷えていることだろう。ホットのコーヒーとレモンティー、それと隣にあったタバコを買うとさっさとベンチへと戻る。
「どっちがいい? 」
「え、あ、じゃあ……コーヒーで」
 紅茶を選ぶと思っていたが意外にもコーヒーのほうだった。別に俺としてはどちらでも構わなかったので、言われたとおりにコーヒーを差し出す。
「熱いですね」
「そりゃまぁホットだからね」
「ゴチになるです」
 幼さの残る可愛らしい笑みを浮かべ、缶コーヒーの温かさを得るように手のひらで包み込む。温かさを堪能したらしく、ちょっとするとプルを開けようと悪戦苦闘し始めた。なんでこの子はこんなにも容量が悪いのだろう。
「貸してみな」
 すでに飲み終わってしまった俺は彼女から缶コーヒーを奪う。開けるのに難しいことなどなく、彼女が悪戦苦闘していた理由もわからないほど簡単に開いてしまった。おぉ!! と驚かれるほどのことなんて何も無いはずだ。
「ありがとうございますです」
 俺から受け取るとちびちびとコーヒーに口をつける。その無駄に細かい動作がどこか小動物を彷彿とさせた。なんというかハムスターが向日葵の種食ってる感じ。さすがに頬袋に貯めるようなことはしてないが。
 じっとしてるのも暇なので、さきほど一緒に買って来たタバコを取り出し火をつける――と思ったが火がない。わざわざライターを買いに行くのも億劫だ。仕方ないのでポケットにつっこむ。少々乱暴になるのはご愛嬌だろう。突っ込むと同時に何か抵抗があった。何かと取り出してみれば、それは俺が捜し求めていたライターだった。どうやら昨日吸ったときに仕事着のポケットに突っ込んだままだったらしい。
 ――いいことしたおかげなのか。
 勝手な解釈を入れてありがたくタバコを吸う。ゆらゆらと漂う紫煙。規則性もなさそうなそのゆらめきになぜかタバコを吸う以上に癒された。
「あのですね……」
 先に口を開いたのは雪姫ちゃんだった。
 まだ飲み終わってないのか大事そうに缶コーヒーを持ちながら、こちらを見る。
「どうしてわたしなんかを追いかけてきたんですか? 別にあのまま放っておいてくれてもよかったですのに」
「別に見返りとかを要求してきたわけじゃないんだよ。そもそもさ、雪姫ちゃんどこにいくつもりだったの? 」
「……お友達のおうちなんか頼ってみようかと思っていた次第でありまして」
「それだったら昨日の時点でしてたんじゃないの? 」
「……………………誰も泊めてはくれなかったです。事情話すとみんな顔色変えちゃって……でも仕方ないです。わたしもそんな人が訪ねてきたら、快く迎えてあげるとこなんて出来ないかもしれないですから。だって両親が蒸発して、身寄りも無い住所不定少女ですよ。その子がよくても、やっぱりおとうさんおかあさんが反対するでしょうし……無理があるですよ」
「……人情ってなんだろうな」
 気持ちを落ち着かせるため、大きくタバコを吸い込む。昨日久し振りに吸ったくせに、なんだかすっかり順応しているのが嫌だった。でも……気を紛らわせるのには最高だった。
「人情とか人の優しさを疑う気はしませんよ。でもですね、やっぱり世の中は辛いです」
 気がつけば彼女は涙を流していた。笑ったまま。
 表情だけでも強がり――けれど心は強がれなくて。16歳。社会の冷たさを体験するには早すぎる。なんで彼女はこうなってしまったんだろうか。社会が悪いのか、人が悪いのか。そんなことはしらない。知りたくも無い。でも……この瞬間、俺は彼女を抱きしめた。君は一人じゃない。この世の中にいてもいい存在なのだと知らせたくて。
 雪姫ちゃんも俺の――人の温もりを確かめるように抱きついてきた。強く、ぎゅっと強く。
 朝7時ちょっと前。人前で抱き合うには早すぎる時間。それでも……羞恥心なんかより、この子を安らかにしてやるほうが俺にとっては重要だった。

09

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技術革新

 すげー時代に乗り遅れてるかもしれませんが、たった今PS3でのFF7のデモ見ました。

 いきなりエアリスが出てきて、そのあと人ごみ。次に列車でそこからクラウド登場。
 時間的には短いんですが、PS3のすごさはわかりました。
 しかもこの映像、PS3の力を生かしきってないとか。
 すごいね、最近のゲーム機は。PS2で止まってる叢葦としては驚きですよ。
 
 しかし問題が。
 どうやらPS3でFF7が作られるのではないそうです。
 おいおい冗談だろジョニー。HAHAHAHAHAHA。

 え~、なんつーか

 作れ(命令形)

 いや、マジで。この映像見たら作れって言いたくなりますよ。
 そしてティファのおっぱ――うわっ何する止めろ!!
 ちなみに叢葦はティファ派です。エアリス派の某友人とは一回決着をつけねばならないと考えてる所存。
 決闘場所は夕方の河原。最後はクロスカウンターで相打ちになりたいと思います。
 つかそれじゃ決着つかないじゃん。……まぁいいか。
  
 とにかくDOCとかACとか出したんだから、リメイク作りなさい。
 命令形で言いたくなるくらい期待が高まるね。これで作られなかったらさぞ凹むんだろうなぁ。
 
 期待せずに期待しておくことにします。矛盾してるとか言うな。

08

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ユキノシタ 9話

 無我夢中だった。途中経過なんて何一つ覚えてはいない。
 ただ……結果として雪だらけの俺の胸の中に一人の少女がいる。ポカンと呆けた顔をした、お茶目な女の子が。
 彼女に向かっていたトラックもいつの間にか過ぎ去っていた。何事もなかったかのように。やはりトラックは彼女の存在に気がついていなかったらしい。普通ならばクラクションを鳴らすなどするものの、あのトラックはそういった行動を何一つとして起こさなかった。それどころか等速のまま走り続ける始末。やはり日の光が邪魔をして彼女の姿を消していたのだろう。
 速度を落としてなかったのによく助けられたものだ。とっさの行動とはいえ、やった自分が恐ろしい。けど……偽善のような計算された行動ではなく、無意識に出来た自分。それは恐ろしさ以上に誇らしかった。自分のしていることが真っ当な善意だと示せたようで。
「あの、その……えっと…………大丈夫ですか? 」
 おどおどとして様子を窺うように声をかけてくる。その様子があまりにも可愛らしく俺は不覚にも笑ってしまった。
 俺が笑っている意味がわからないらしく、顔を真っ赤にして照れる雪姫ちゃん。余計可愛くなってきた。このままぎゅっと抱きしめるのもありだろうか……(「あ~、お兄ちゃんてばやっぱり女子高生が好きなんだ。このこのっ、ムッツリ青年めっ。ほれっ、さっさといっちゃえ。GOGO!! 」)……いや、なしだな。ここで本能に従ったら負けた気がする。というか囁いてきたのが麗音の姿をした10センチくらいの悪魔って時点で俺はダメだ。
 顔をぶんぶん振ると抱きしめている雪姫ちゃんが意味不明とばかりに不思議そうな顔をした。
「いや、なんでもない。雪姫ちゃんのほうこそ大丈夫? 」
「あっ、はい!! わたしはピンピンしてるでありまする」
 ……やっぱこの子、日本語おかしい。狙っているか素なのか正直図りかねる。一応意思疎通に支障がないので放っておくが。
「そ、それでですね、浩一さん。まず一つ提案がありまして……」
「ん? 」
「できればその……いえ、本当にできればで構わないのですが、離していただけるとうれしかったりなんかしちゃいますのですよ」
 先ほどよりも顔を真っ赤にしても、尻すぼみにごもごと呟く。
 さすがに俺も朴念仁じゃない。彼女が言わんとしてることくらいすぐわかる。悪いね、と一言かけて立ち上がると同時に彼女の体を開放する。そしてそのまま彼女の前に手を差し伸べる。
 どうすればいいのか迷っていたようだが、雪姫ちゃんは悩んだ挙句に俺の手を掴み立ち上がる。
「ほら、雪ついてる」
 昔麗音にやってやったように制服についた雪を叩いて落とす。白くなっていたセーラー服が段々と本来の黒を取り戻した。その途中雪姫ちゃんは恥ずかしそうにしていたが、俺は気にせずそのまま続ける。ここで何もしなかったほうが男として恥ずかしいから。
 ようやく全部とり終わると、次はわたしの番ですね、と言いながら雪姫ちゃんが俺についた雪を払い始めた。ちょっと照れくさい気もするが、無碍にするものなんだ。というか俺もやってしまったのでお相子というか……細かいことは気にするまい。
 されるがままにしていると恥ずかしいので、ちょっとだけ上を向く。気がつけば雪が止んでいた。先ほどまではあれほど降っていたというのに。本当に自然ってやつは気まぐれだ。
 こんな気分のときは一服したい。落ち着いたからだろうか。雪が止んだからだろうか。それとも……自分を褒めてやりたいからだろうか。
 自分の気持ちながら、俺はほとんどのことがよくわからない。それでもハッキリしていることもある。
「あのさ、そんなにベタベタ触らないでくれる。特に尻」
「うひゃらっつ!? 」
 雪姫ちゃんはよくわからない奇声を上げた。
「尻フェチ? 」
「ちちちちちちちちちちちちが、ちがうんですよ~~~! 」
「いや、別に尻フェチを否定する気はないけど」
「聞いてくださいってばぁ~。そのですね、浩一さん」
 意を決したように真剣な眼差しを俺に向けてきた。
 よほどの話なのだろう。俺も気合を入れて彼女に向き直る。
 雪姫ちゃんは自分を落ち着かせる為か深呼吸を始め、そして終わったあとに叫んだ。
「ズボン、破けてますよ」
 ………………
 …………
 ……
 死にたくなった。

……to be continued

08

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予定にない思いつき、だがそれでいい

 次の休みは21日(予定)、小椋叢葦です。
 気がつけば説明会やらバイトやらで休みが全然ありません。
 正念場という言葉を心と体に刻みながら、修行僧のごとく頑張ります。
 そして滞る執筆……。
 ユキノシタはこれから家事やって、飯食ったら書きます。
 

 とまぁ忙しい発言をしながらも、後戻りできないことを発表します。

 バレンタイン小説書きます!!

 
そしてまたまた全てが未定!!

 アホの極み。戯言もいいところ。滑稽なピエロの登場です。
 そんなことはわかってる。嫌なほど理解してる。
 それでも突き通すのが男の美学。
 ここまで言って出来なかったらただの道化。いや、道化以下。
 出来たら有限実行で一件落着。これでようやく道化になれる。
 どちらに転んでも面白いことになるかと。人生自体ネタ。それでいい。
 忙しい中に書くので、あまり内容は練りこめませんが、それでも一応文章書き。
 〆切と言う言葉を試してみようではありませんか。
 目標は12日。最悪13日。丁度バレンタインデーは相方の仕事が休みなので、そのときにでも更新してもらうことにしよう。
 というかしてください>アズマ
 そもそも期限までに出来上がるか自体疑わしいこの戯言。
 そんなことよりさっさとエントリーシート書け、とか聞こえてきますが全ては無視。叢葦の耳に都合の悪いことは届きません。
 ゴメン、嘘。
 でも最近更新ペースが乱れているので、真剣にやろうとは思ってます。 
 成功するか否か。そんな道化の独り舞台。とくとごらんあれ。

07

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方向音痴の生き様

 タンスに小指をぶつけて流血、小椋叢葦です。
 タンスに小指をぶつけるだけでも滑稽なのですが、更に流血。
 真性バカ、叢葦。
 そんなオレをみんなあざけ笑うがいいさ!!
 ……ごめんなさい。酔ってます。すでに焼酎1本弱あけてます。
 飲んだくれ野郎です。別に後悔はしません。
 だって男の子だもん♡
 気持ち悪いことこの上なくてごめんなさい。可愛いとかおもったやつは病んでるのですぐに医者に行って処方箋でももらってきてくれ。
 ちょっとテンション可笑しいです。でもいつもの相方くらいなので笑って誤魔化してください。
 
 本日はユキノシタはお休み。さっきからおやしゅみと可愛くしか打てませんでした。UとYが横にあるのが全ての原因です。開発者出て来い! 
 どうでもいいですね。
 まぁ酔っているのでまともな文章なんて書けるわけないので、本日の会社説明会のことでも。

 今日が叢葦にとって初めての会社説明会です。

 いきなり遅刻したけどな

 会場の最寄り駅に30分前に着いた叢葦は、まぁなんとかなるだろと勘を頼りに会場を探し始めました。まずここが間違い。叢葦の方向音痴は天性の才能なのに、そんな勘に頼ったオレがバカ。
 そして10分経っても会社が見当たらず、人に道を聞きました。
 結果……全然違うところへ連行されました。いや、マジでここどこってところに。聞いたのがおばあちゃんだったのが敗因だと思います。
 間に合わないのも嫌なので、結局はタクシーに頼ることに。
叢葦「すいませんけど○○っていう会社まで送ってくれますか? △△通りにあるらしいんですけど、ちょっと場所がわからなくて……」
運転手「え、そんな場所知らないよ」
 この時点で降りておくべきでした。
 しかし運転手は人に聞くから乗ってろと言うので、仕方なく指示に従うことに。
 そして15分……会場は一体どこでしょうか? 未だ全く持って着きません。
 開始時刻も近くなったので、会社に遅刻すると連絡を入れることに。
 まさかそんなことになるなんて……会社の方は丁寧に対応してくれたので良かったんですけどね。
 けどタクシーの運転手は相変らず。人に道聞きまくってよく停車するわ、わからないとぼやくは、最終的には『わからないから探して』と言われました。
 さすがにムカついて降りましたけど。つかそれで金取られたことが更にムカつくんですけど
 結局会社にもう一度連絡して、道を教えてもらうことに。
 最初からこうしておけばよかった。
 なんとか会社を見つけることが出来、15分遅れで説明会に到着しましたとさ。
 めでたしめでたし……ってめでたくねーよ!!
 なんつーか散々な一日でした。
 

06

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ユキノシタ 8話

 雪の降る町で一人の男が一人の少女を追い掛け回している。
 これだけしか伝えられなかった場合、間違いなく俺は犯罪者だろう。
 いや、実際今の状況は客観的に見れば犯罪者一歩手前の行為なのだが。
「ごめんなさ~~~~い!! 」
 雪姫ちゃんは俺が追いかけているにも関わらず、全力疾走で街中を駆け回る。それになんとか必死に追いつこうとする俺。高校以来たいしたスポーツをやっていないからか、はたまた彼女が単純に運動神経がいいからなのかはわからないが、一向に追いつく気配が無い。
 言っちゃ悪いが雪姫ちゃん、あんまり運動が得意そうには見えない。それどころか出来なくて単位もらい損ねているイメージがあるくらいだ。人は見かけによらない。当たり前のようだが、どこかで失念していた。
 踏みしめる雪が邪魔臭く、どうして雪なんか降ってるんだと心の中で見当違いのところに八つ当たりをする。そんなことをしたところで現状が変わる訳もなく、相変らず雪姫ちゃんは俺の前をひたすら走り続ける。雪の中でもあれだけ走れるのだ。さぞかし走るのが得意なんだろう。
 そもそも俺はなんで彼女に謝られているのだろうか。それすらわからない。でもわからないまま彼女を追いかける。追いかけて捕まえたときのことなんて何一つ考えずに。
 気がつけば日も完全に昇り、一般の人々が駅へ向かおうと段々姿を現し始めていた。そんな中、無我夢中に走り続ける二人。他者の目から見れば不審者以外の何者でもない。恥ずかしい気持ちもあるが、ここまでくるとさすがに引き下がることなんて出来るはずもない。
 こうなったら意地でも捕まえてやる。下らないプライドが俺の中に生まれる。
 信号が黄色になり、赤へと変わる。立ち止まるかと期待したが、そんなことはなく彼女は無視して走り続ける。そのときだった。
 彼女に向かって一台のトラックが走ってくる。丁度日の光で死角になっているのだろう。気づく素振りも見せず、スピードを落とさぬまま走り続けるトラック。
 そのまま走り続ければ何事もなかった。しかし彼女の足は根を張っていた。トラックが向かってくる恐怖だろうか。それともただ足がすくんだだけだろうか。人間だれしも不安になると足が止まる。衝突事故ってやつは追突されるもんに対して必要以上に意識して、足を止め、そして……事故になることが多い。
 今回もそのケースなのだろうか。こんな時まで嫌なくらい冷静な自分が恨めしい。熱血に憧れてるわけじゃないが、なにもここまで冷めてなくってもいいだろう。
 助けられる。そんな自信どこにもありはしない。
 でも俺は……何もせずに傍観するだけはしたくない。後悔だけは何一つとしてしない生き方がしたい。そんな思いからだろうか。気がつけば俺は自分が事故にあうのかもしれないのに必死になって彼女のほうへと全力で走っていた。

 助けられる。

 どこかに無根拠な確信を抱きながら。 

05

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ユキノシタ 7話

 どこへ向かうべきなのか。そんなことすらわからず俺はただひたすら町中を走り回る。積もったばかりの新雪の上に自分の足跡を残しながらがむしゃらに。
 最初は彼女の足跡があるかと期待したが、雪が大量に降り続いているせいで足跡らしきものは埋め尽くされていた。少し凹んでいるような箇所もあるが、誰が踏んだのかさえ解析できないほど薄っすらとしか残ってはいない。
 くそっ、なんで俺は彼女なんて探しているのだろうか。財布を返すため? 彼女が可哀想だから、同情してるから? バカ言え。そうじゃないだろ。
 それじゃあ何の為に……。
 ざく、ざく。
 走るたびに雪が鳴る。雪の降る、誰一人としていない幻想的な空間。俺はいったいどこに向かっているのだろう。
 ふと、麗音の言葉が頭の中を過ぎる。
『でもさ、あの子を連れ戻してくるっていうのはそういうことだよ。面倒見るってことだよ。わかってる? 』
 わからねぇよ。でもな、放っておけないんだよ。助けたいだけでいいじゃないか。
 助けることが悪いことじゃない。手を差し伸べることが偽善じゃない。そもそも偽善なんて言葉、俺の辞書には載ってない。こんな言葉が載ってる辞書を使っているやつらはおめでたいやつらだけ。真剣に生きてたら、あきれるほど不幸な目にあったら削除されるんだ。
 別に自分が真面目に生きてきたとも思わない。けど人の不幸を共感できる程度には不幸だったつもりだ。不幸自慢ってわけじゃない。できれば幸せになりたい。誰だってそう思う。もちろん俺だって。
 でも社会的に弱い人間は幸せを願うことすら難しい。願う前に現実を知ってしまうから。もし願うことが出来たとしてもそれを叶えるのは0%に近い。誰しもってわけじゃない。でもほとんどの人はそう。でも……弱者でも他の人の手助けくらいは出来る。いや、弱者だからこそ出来るんだ。
 助け合い。強く生きられるやつにすればみっともないかもしれないけど、それでも俺は……自分に出来る範囲で、せめて関わった人たちくらいは救ってやりたい。救えるかもわからないけど。それでも何もしないよりマシ。
 ……結局助ける理由を論理的に考えている自分に気持ち悪いほどの嫌気が差す。結局のところ戯言でわからない気持ちにわかったようなフリをするだけ。どれだけ情けないんだ、俺は。
 気がつけばうちの店からはだいぶ離れた隣町近くまで足を伸ばしていた。出来るだけ注意を払ってきたつもりだが、雪姫ちゃんの姿らしきものはどこにも見当たらない。
 もしかして彼女とは反対方向に来てしまったのだろうか。立ち止まり、辺りを見回せば日が昇り始め、町が銀世界に移り変わろうとしていた。あいにく時計はしていないので正確な時間はわからないが、たぶん6時前というところだろう。もう少しすれば社会が動き出す時間。そうなったら更に探すのが難しくなる。
 焦る気持ち。落ち着け。落ち着けるか。せめて息を正せ。やってる。
 あともう一踏ん張り。勝手に自分で決めつけ上を見上げた。そして視線を下ろすと

「浩一、さん? 」
「あぁ」

 白いセーラー服を身に纏った少女をようやく見つけることが出来た。この雪の中ひたすら歩き続けていたのだろう。彼女の髪は雪に染められ、顔色は雪のように白く、手のひらだけが赤くなっていた。凍傷になってはいないみたいだが、それでも寒そうなことになんら変わりは無い。
 しんしんと降る雪。その下で見詰め合ったまま、動かない二人。
「あ、あの……、ご、ごめんなさ~~~~~~~い!! 」
 そして彼女は逃げ出した。
 ……はぐ○メタル? 
 いや、そんな冗談を考えてる場合じゃない。呆然としていた頭を切り替え、俺は再び走り出した。

……to be continued

02

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ユキノシタ 6話

 まだ夜も明けきらぬ時間。夜更けを知らせる鳥ですらまだ寝床にいるだろう。
 鳴り
始めて10秒と経ってない目覚まし時計を止め、俺はゆっくりと起き上がる。
 自室のカーテンを開ければまだまだ真っ暗。しかし暗くてもわかる一面の銀世界。そして振り続ける雪。ここは本当に東京――とはいっても都下だが――なのだろうかと疑いたくなってしまうほどだ。
 これは今日も客足は良くなさそうだな。そんなことを考えながら俺は身支度を始めた。
 その1時間後には仕事を一時中断し、朝食を作ることにした。これもまた日課。兄が仕事で忙しかろうと妹は惰眠を貪り、『お兄ちゃんは仕事が忙しいから朝食はあたしが作るね』などとは絶対に言わない。やられたところで炭やらが出てくるだけなのだが。本当に麗音は親父の娘なんだろうかと疑いたくなるほど料理が下手だ。
 俺が仕事場のキッチンから自宅のキッチンへと向かう途中。食卓には一枚の紙が乗っかっていた。俺自身置いた覚えは無い。きっと俺へのメッセージなのだろうと紙を取る。
そして目を通し――

 俺は走り出した。

 まずは麗音の部屋へ。普段ならノックをするのが常識なのだが今はそんなことに構っている暇は無い。
 ベッドの上ですやすやと23歳とは思えないほどのアホ面をしながら寝ている麗音。こっちが真剣な分、何か頭にきたのでチョップで起こす。
「な、なに? 敵襲? 米兵? 」
 寝ぼけているのか――いや、寝ぼけて無くても麗音はアホだった。
「雪姫ちゃん知らないか? 」
「え~っと、夜這い? せめてあたしのいないところでやってよ。それとも何、今から夜這うから部屋出てけっての? じゃあお兄ちゃんの部屋に連れてっていいから」
「そんなことはしない。それよりも雪姫ちゃん知らないか? 」
「雪姫ちゃんならここに――あれ? 」
 麗音の隣で寝ていたはずの雪姫ちゃんはどこにもいなかった。
「寝るときは一緒だったんだけど……もしかしていないの? 」
「そのもしかしてってやつだ。ほら、これ見てみろ」
 
 手紙には一言『お世話になりました――木下雪姫』。その横には彼女の財布がそのまま置かれていたのだ。
「出てったのかな? 」
「たぶんな」
「もしかしたら家に帰ったのかもよ。実は狂言家出で」
「そういうことする子に見えたか? 」
「全然。……ゴメン。冗談言う時じゃなかったよね。でもさ、お兄ちゃん。もし今彼女をうちに連れてきてどうする気? 」
「そ、それは……」
「囲うの? 」
「アホか。」
「でもさ、あの子を連れ戻してくるっていうことはそういうことだよ。面倒見るってことだよ。わかってる? 」
「お前犬猫飼うんじゃないんだからもっと――」
「それよりも重要なことしようとしてるんだよ。自覚ある? 」
 じっと俺の目を見る。本気具合を確かめるように。先ほどまで寝ぼけていたとは思えない。でも……麗音の言うことは尤もだ。俺が彼女を連れ戻して何が出来る。彼女をここに住まわせることか。働かせることか。後見人になるということか。
 こんなときに悩んでいる自分が情けない。自分を叱責してやりたくなる。でも今すべきことは――
「そんなこと後で考えればいい。とりあえず俺、彼女を探してくる」
 悩んでいるのがバカらしいなら悩まず動けばいい。人生なるようになる。親父が死んだ時だってどうなるか不安だったけど、どうにかなってるんだ。今回だってどうにかなるさ。
 楽観的とも取れる思考だが、悲観的になるよりはマシ。
 麗音の答えすら聞かずに俺は家を飛び出した。

02

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月の始めのサボリ癖

 え~、皆さんお久し振りです。小椋叢葦です。
 こうやって自分の言葉を書くのはなんか変な感じがします。ブログってのは普通こういう風に使うんでしょうが、最近小説ばかり書いていたもので。
 本当なら昨日も更新する予定だったのですが、例によってバイトが延びまして……すまんす。なるべくブランクを作らずに書いていきたいんですけどね。まぁプライベートもいい感じに忙しいのでそこらへんはご遠慮いただきたい。

 昨日まで書いていた『ユキノシタ』と言う物語。
 こいつ実は終わってません。
 to be continuedが書いてなかったのはただの書き忘れ。
 あっ、茶碗投げるのはやめて。上履きなんてもってのほかだよ!? 
 まぁ御託はいいでしょう。
 とりあえず明日から――というか書ければ今日からまた続きを書いていこうと思います。
 
 せっかくですのでちょっと物語を整理してみたいと思います。
 まぁ話的にも丁度キリのいいところですし。
 まず主人公『相良浩一』。25歳で一応大学の経済学部出身と言う設定。彼は現在洋食屋『楽々』の経営者兼料理長として働いてます。『楽々』はもともと両親が経営していた店なのですが、その両親が事故により他界。大学卒業以来自分の家で働いていた彼がそのあとを継ぐことになったわけです。
 そんな苦労人の妹が『相良麗音』。れいね、と読みます。読めなかった方ごめんなさい。23歳です。以前は普通の商社に勤めていたのですが、上司のセクハラに耐えられず――というか上司殴って退社。その後自分の家である楽々でウエイトレスとして働いてます。たぶん再就職する気は無いのだと思います。
 最後にトラブルメーカー『木下雪姫』。きのしたゆき、と読みます。タイトルからして彼女が中心の物語だとわかってもらえると思います。両親が借金して蒸発した為、一人で生きていくことを余儀なくされた少女。この少女と両親がいなくなった相良兄妹の物語がこの『ユキノシタ』の大筋だと思ってくれていいです。

 ちなみにこのタイトルの『ユキノシタ』。知っている人もいると思いますが、実は存在する花の名前です。こんな名前のクセに5~7月くらいに花が咲くらしいです。雪なんて関係ねぇよ夏、ですね。どうやら寒さに強いらしく、雪の下でも生えることが由来らしいのですが。どんなやつが気になる人はググれ。花言葉は『切実な愛、博愛』らしいです。この言葉が物語りに、相良兄妹と木下雪姫にぴったりだな、と思いつけました。
 ちなみに木下雪姫という名前は『ユキノシタ』というタイトルが出来てから決めました。まぁわかると思いますが。最初は名前なんて考えてなかったんですが――この物語自体大筋以外何も決めていない。というか大筋すら変わっていく可能性大――タイトル見てたら『これでいいや』という安易な発想に頼って決定。叢葦が名前決めるときなんて大体そんなもんです。
 
 それでは皆様、次からはまた『ユキノシタ』を書かせていただきます。
 一応先日までのまとめたやつは自身のHPにて公開する予定。こちらのほうが幾分か読みやすいかもしれませんね。もしよろしければ足跡でもつけていってやってください。
 
 近すぎる距離? あぁ、全然手ぇつけてないや。手屁っ! 
 ゴメンなさい。時間見つけて書きます。


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小椋 叢葦

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